◇必要な経済政策とは 「成長幻想」 を脱し、教育、人材育成こそ。アベノミクスをある程度、肯定する専門家も、新三本の矢には首をひねる。 旧三本の矢の金融緩和には景気浮揚効果があった、とする経済学者、福島清彦さん(元立教大教授)は「豊かさの指標にGDPや成長率を持ち出すのは古すぎます。 今やそれをするのは中国と日本ぐらいですな」 と苦笑いだ。 「安倍さんが掲げる目標は、とうに成長期の終わった大人が、さらに身長を毎年2センチずつ伸ばそうとシャカリキになるのに似ています。 一方、日本同様の人口減社会で経済も成熟した先進諸国では、豊かさの判
断基準として国民の福利厚生や暮らしの質、経済の持続可能性を重視するようになっています。 欧州連合の10?20年の長期経済戦略からは、GDP成長率という言葉が姿を消したほどです」 日本の場合、先進国最低レベルの国家の教育支出を増やして優れた人材を育て、競争力や経済の持続性を高めるべきだ、というのが福島さんの考え。 「借金だらけだから、欧米並みの消費増税は避けられませんが、成長幻想にとらわれるより、強みである国民の教育水準をさらに伸ばしたほうが未来が開けます」室井さんが
締めくくる。 「結局、新三本の矢って、安全保障関連法の成立で厳しくなった国民への目くらまし、ごまかすためなんじゃない? だからこそ中身の検証が必要なのに、あんまりメディアはやらないよねえ……」 私見、折れた矢は国会を放棄して逃げ回っている。 国民をバカにするのもほどほどに。

Carnival Liberty号 ピアノ・バー 3。
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