前回のつづき。   その後、独自に核開発を進めてきたが、00年代に入り、風向きが変わった。 「中国に次ぐ巨大市場としての可能性、そして力を強める中国へのけん制役として注目されるようになり、米国がインドとの関係改善に乗り出したのです」 (松久保さん)。 05年の米印原子力協力の合意に続き、08年には日本など原子力関連貿易を行う48カ国でつくる原子力供給国グループが、インドを 「例外扱い」 とし、停止していた貿易を再開。 これによって、インドは事実上、米英仏露中に並ぶ地位を手にし

た。  松久保さんは話す。 「米国は 『インドを孤立させるより、国際社会の枠組みの中に引き入れることが重要』 という理屈で関係改善を進めました。 日本も同じ論理で臨んでいます」。 確かに安倍首相は、日印原子力協定の意義をこう強調している。 「国際的な不拡散体制にインドを実質的に参加させることにつながる。 不拡散を推進する日本の立場に合致する」 と。 しかし、松久保さんは 「非核国の日本がこの協定を結ぶことは、インドの 『核軍拡』 を容認することになってしまう。 それでも核不拡散体

制に引き込んだと言えるのでしょうか」 と、政府の理屈は成り立たないと断じた。  日本がNPT非加盟国と協定を結ぶのは初となるだけに、「非核」 を国是とする日本にとって望ましくないという声は根強い。 両首脳が合意した日に、広島市の松井一実市長と、長崎市の田上富久市長は 「交渉中止を政府に要請していたが、被爆地の要請が考慮されず誠に遺憾」 などと批判した。 原水爆禁止日本国民会議、原水爆禁止日本協議会も 「核兵器の拡散につながる」 などと、それぞれ抗議声明を発表している。  さ

らに重大な問題がある。 この協定では「原子力の平和利用」 の確約が不十分だということだ。  つづく。

almb19d.jpg Costa Diadema号 船内の壁側装飾 1。

almb23d.jpg Costa Diadema号 船内の壁側装飾 2。

almb24d.jpg Costa Diadema号 船内の壁側装飾 3。

http://nobuyasu27.exblog.jp/
 
http://nobuyasu27.exblog.jp/20749359/

 ☚ おいでやす 左のマーク押してね。

 
スポンサーサイト



















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 客船の旅, All rights reserved.