前回のつづき。  それから3年である。「不幸にして見通しは当たってしまいました。 アベノミクスの公約とも言える『物価上昇率2%と実質経済成長率2%の達成』は遠く、すでに6度も達成目標の時期を先送りしました。 『デフレ脱却』は失敗したと言わざるを得ません」 事実、16年度の物価上昇率は0・2%のマイナス(生鮮食品を除く総合)で、これではデフレである。 実質成長率は

1・3%で一見喜ばしいが、「これではアベノミクス前と大きくは変わらない。 例えば、世界同時不況前の00~07年度は平均1・4%だし、旧民主党政権期は東日本大震災がありましたが、平均1・8%でした」。  「デフレ脱却」がダメでも、安倍首相が就業者の増加や有効求人倍率のアップといったデータを基に語る「経済の好循環の実現」「内需主導の力強い経済成長」(9月25日

の記者会見など)といった言葉は信じたいが、服部さんは「輸出も生産も増えず、家計の消費支出もマイナス続きです。 実質賃金も伸びていない。 なのに雇用だけが改善し『経済の好循環』を生むなんてことは、論理的に考えてもあり得ません」。  総務省の「労働力調査」によると、安倍首相の言う通り、就業者は12年の6280万人から16年は6465万人に増えた。 景気が良くなり

仕事が増えたように見えるが、就業者全体の働く時間(延べ週間就業時間)は、週あたり24・5億時間から24・2億時間に減少しているのだ。  「就業者の増加は事実ですが、短時間就業者が増えただけで、雇用は全体として減少しているんです」と服部さん。 有効求人倍率のアップも、少子高齢化などで働き手が減り、09年度を底に一貫して上がり続けているから、アベノミクスの成

果とは必ずしも言えない。  「成長率を高めるには、生産性(いかに効率良く価値を生み出すか)のアップが欠かせません。 安倍首相が解散表明時に触れた『生産性革命』の考えは間違いではない。 でも、言えば実現するものではない。 これこそ単なるスローガンです」 大学などの高等教育無償化など、教育環境の充実を掲げた「人づくり革命」にも疑問がある。  国立大学への国の支

援(運営費交付金)は安倍政権下でも減額傾向にある。  前出の鈴木さんが嘆息する。 「安倍首相の掲げるスローガンは、選挙前に掛け替えるケースが多い。『女性活躍』は13年の参院選前に登場し、14年の『地方創生』は15年の統一地方選に備えたものですが、果たしてどれだけ実現したか」   つづく。

ott41d.jpg ロッテルダム街の様子 18。 「聖ローレンス教会」 は 1449 年から 1525 年に建設された後期ゴシック様式の教会です

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ロッテルダム街の様子 19。 デジデリウス・エラスムス(1466~1536)銅像
ネーデルラント出身の人文主義者カトリック司祭、神学者、哲学者。 ウィキペディアから。

http://nobuyasu27.exblog.jp/20749359/

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